アドラー心理学サロン

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絶対に夢を叶えたいなら、こうしろ❗️

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部ぼかしを入れております。


今回のご相談は、声優になりたいが非常に狭い門であり、足踏みをしてしまっているが諦めきれない。


この気持ちにどう対処したらいいのか?、また、人の目を気にする職業においてはアドラーの課題の分離をどのように捉えるべきなのか?とのお悩みです。


アドラーの観点から、声優に限らずどうしても叶えない夢がある場合に、どのように行動するべきなのか、また、課題の分離の限界点について考え方をご提案させて頂きました。


あなたの悩みの解決に、本記事が役立てましたら望外の喜びです。


Q.ご相談

・10代/女性/浪人生/

今後どうありたいか:選択に納得して後悔したくない


相談内容:私にはなりたい職業があります。

声優です。

 

自分で言っていて恥ずかしいです。

それは人に必要とされないと仕事がもらえない仕事です。最近は演技や声だけでなくダンス力、学歴、容姿も必要とされとても厳しい世界です。中でも女性声優は仕事をもらっているのは若い人ばかりです。

 

私は漠然とこの職業に長いこと憧れ、諦めきれずにいて悩んでいます。

 

実際、私には才能がないです。

 

人に声を誉められたことがあるわけでもないどこにでもいる声ですし、高校のときの朗読はロボットのようだとからかわれてしまったりと、見えない何かにお前は無理だ諦めろと言われています。

 

何でもこなす現役の女性声優さん達の活躍を見てはすごい劣等感に苛まれ欠点が目立ちいたたまれない気持ちになります。

 

声や顔など、基盤は努力ではどうにもならない場所を天性の才能を持った先輩達が使いこなしているのを考えるとなんて職業に憧れてしまったんだと本気で胃が痛くなります。


進路を気にするようになった中学くらいから他の人より過剰に容姿や声質を気にし、平均くらいだよと言ってフォローしてくれる親にあたってしまうことがありどんどんひねくれていっていると感じます。


きっと一番は諦めることです。

現在浪人中で医療系の大学に行くために勉強をしています。

 

きっと声優になりたいという気持ちを捨てたらこの重い劣等感無能感天に選ばれなかったこの気持ちも少しは和らぎ、気持ちが軽くなるのだろうと思います。


私は声優になりたいと一歩踏み出して現実にぶち当たって粉々になるか、モヤモヤして後悔しながら未練たらたらで生きるかどうしていいか分かりません。

 

中学から悩んできて未だに答えがでないのです。

 

ブログ拝見させていただきました。

他人がどう思うかは他人の問題と言うお言葉とても心に染みました。

 

でも人に声を求められる、人を気にする職業ではどう考えていけばよいのでしょうか?

お力お借りしたいです。


問題だと思う点: はっきり決断をしないこと。


A. 回答

声優志望の方はとても多く、あなたと同じように声優として花開く為にはやはり人並みならぬ努力に加えて、幸運をつかめないと難しいようですね。


単刀直入に言いますと、声優をどうしても目指したいのであれば、後先を考えずに行動するべきだと思います。


どんな道であっても、思い通りに実現できるとは限りませんし、未来のことは誰にも分からないのです。


あなたが普通のサラリーマンとして勤めたいと考えていたとしても、ひょっとしたらあなたにはサラリーマンが向かなくてやっていけない可能性だって少なからず存在しますし、あなたが健康に今後の人生を生きていける保証だってそもそも存在しないのです。


あなたの人生は、「今、この時」にこそ存在しています。アドラー心理学サロンのブログにも同様のことを散々書いてきましたが、アドラー心理学では人生は今の連続体でしかないと考えております。


今、あなたが何をするのかが未来を作っていきます。ただ、その未来はどうなるのかは事前には分かりません。


あなたが生きてきた今という瞬間が、連続体となって後から形を表します。


声優として生きていきたいという思いが強く、声優の道に進まなければずっと後悔をしてしまうくらいなら、声優の道に進むべきです。


実現可能性なんて考えずに、あなたにできる最大限の努力を、今のあなたにできる範囲でやれるだけやっていきましょう。


そうすれば、声優になれるか、声優になる為に起こしてきたあなたの行動によって、別の機会に恵まれるかもしれません。


プロボクサーとして日本一を目指していたものの、失明によって夢が途絶えてしまった知り合いが私にはおります。


彼は、スポーツトレーナーとして個人ジムを経営して成功を収めております。


それは、彼が自分のできることをひたむきに努力して、一流のプロボクサーを目指していたからこそできたのです。


彼の試して、熟知した数々のトレーニング方法は、多くの人達を魅了して、そのトレーニングを希望する各スポーツ界の人達の目に留まったのです。


あなたが声優を目指して、できることにひたすらに集中して努力できれば、別の道が開けて成功することもありえるのです。


多くの方は、夢を追いながらも及び腰になっていたり、先の心配ばかりして以外と「今」に集中できていなかったりします。


それだと単に中途半端な実績しか作れず、何も際立ったものが無い状態になってしまいます。


あなたが、本気で声優になりたいのであれば、無我夢中に声優になって成功する為に必要になるであろうことを、自分のできる範囲でひたすらにこなすべきです。


むしろ、そこまでの覚悟が無いのであれば、やはり無難でいて安定した多くの人達が進む道を生きた方が良いと思います。


どんなことでも同じですが、人は壮大な夢を抱いていても「今の自分にできること」しかできません。


今の時点で、声優になる為にできることを「今、この瞬間」に徹底することで、できることも広がり、多くの機会に恵まれます。


職業において、例えば接客業をやっているのに「お客さんが、自分をどう思おうが知らない」なんて通じません。


職業人として、雇い主が求める人物像を演じることは自分の課題となります。


また、プロフェッショナルとしては、人からどう見られるのかというよりは、自分がどうありたいのか、その見た目にこだわることは大切でしょう。


「多くの人達を魅了する演技のできる声優になる」という目標であれば、他人からの意見を聞き入れながら、他人からどう思われるのかを気にするよりも、なりたい自分を優先することができます。


「他人からこう思われているからこうしよう」ではなくて、「他人からこう思われているから、自分は~でありたい」のようなイメージです。


課題の分離に限らず、どんなことでも共通ですが、100%はありえません。


他人からどう思われているのかは他人の課題だと割り切れる事柄もあれば、どうしても割り切れない事柄だって中にはあるかもしれません。


その相手によっては難しいこともあると思います。そもそも、どこまでを自分の課題とすべきなのか、他人の課題とすべきなのか境界線が見えない時もあります。


あまり、物事に白黒付けようとし過ぎずに、白と黒の中間色であるグレーも含めた様々な配色があるのだと思った方が世の中生きやすいと思いますよ。


完璧ではない人間が作ったこの世界に、何一つ完璧なんて存在しないのですから。