アドラー心理学サロンです。
あなたはこれまで、自分に合う仕事は何なのかと思い悩んだことはありませんか?
多くの人達は、今やっている仕事でさえ本当に自分に合うことなのか分からない状態で取り敢えず頑張っていることでしょう。
本記事では、タイトルの通り、自分に合う仕事や職場を確実に見つけ出す方法について解説をさせて頂きます。
あなたの人生の大半をいまだに占める「仕事」が、少しでも充実したものになれば望外の喜びです。
自分に合う仕事を見つけるということと、自分に合う仕事を見つけることは、会社員か経営者なのかに関わらず、基本的には同じようなものです。
自分に合う仕事ができるということは、職場の人間関係や機会に恵まれていることと大抵はイコールだからです。
また、自分に合う会社で働いていて、居心地が良くてやりがいを感じるというのも、基本的には仕事そのものに対しても高い満足感を得ていることに近いのです。
つまり、自分に合う仕事を見つけるという観点というよりは、自分に合う職場、環境を手に入れる方法と焦点を絞って解説します。
仕事、つまり職能という観点で考えても、結局のところ職能を活かして活躍できるのかどうかは自分の置かれた環境によって大きく作用されます。
特に現代では、何かに一つ秀でた能力を持っているからといって、仕事のパフォーマンスが劇的に変わったりすることはあまりありません。
情報化が急速に進み、どんなに高度で専門的な知識を有していても、調べたら時間はかかっても何とかなります。
個人の能力の差が、決定的な差別化に繋がるようなことは今の時代にはあまり無いと考えられます。
特定の一つの仕事を片付ける時間が、他の人よりも数日分くらい速いならまだしも、数十分程度ならそんなに大きな差にそもそもなるのでしょうか?
総合的に考えれば、それぞれの人間の能力の差は大したことはありません。
計算が普通の人は20分かかるところを、あなたが5分で終わらせたところで、それだけであなたが優秀なのかというと話は別物なのです。
一つの長所に引っ張られて、全体的に優秀だと錯覚される、心理学で言うハロー効果を得ることができたのなら、活躍の機会に恵まれることもあると思いますが、それもまた別の話です。
むしろ、仕事の関係者である職場の人達や、取引先と上手くやっていけるのかどうかの方がよっぽど大切なのです。
それはみんなと仲良くなれるなれないの話ではなくて、一言でいえば「相性」のことです。
同じような能力、実力があったとしても、自分との相性が良ければ「できる人」と錯覚させることができますし、相性が悪ければ「使えない人」とレッテルを貼られてしまいます。
つまり、「良い職場」と「悪い職場」があるのではなくて、結局のところ「自分に合う職場かどうか」なのです。
内向的で黙々と作業をするのが好きな人が、しょっちゅう飲み会があったり、営業マンばかりの職場で100%の力を発揮して働けるでしょうか?
社交的で人と話すのが好きで活発な人が、インドアな仕事でひたすらに目の前の作業をこなすことを求められて、存分に活躍できるでしょうか?
結論として、あなたの生来持っている気質や性格、思考に合う場所に行くことが、自分に合う仕事を見つける非常に大切な手立てなのです。