ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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友人を裏切り、傷付けた罪悪感に耐えられない…

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を、お悩み事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れて細心の注意を払っています。


今回のご相談は、友人を傷付けてしまい罪悪感からどうしていけばいいのか分からなくなってしまったとのお悩みです。


アドラー心理学の観点から、人を傷付けてしまったことによる罪悪感との向かい合い方について解説させて頂きます。


あなたの悩みの解決にも、本記事が少しでも役立てましたら幸甚です。


Q1. ご相談

以前


『あなたを傷付けた人への最大の復讐は、あなたが幸せに生きることです。


あなたを傷付けた人達は、他人の人生を妨害して憂さ晴らしをしているだけ。


自分の人生が上手くいかない当てつけをして、相手を見下して安心しようとしているのです。


あなたが充実した人生を生きれば、それ自体が復讐になる。』


とツイートされていましたが、逆に、相手を傷つけしまった人はどのように生きるべきなのでしょうか。


私は以前、友人を深く傷つけてしまいました。その行為は友人を裏切ったと言えます。


私はこのことから、深く反省をし、自己分析をし始めました。


私という人はどういう人間なのか、と。その結果、今まで見えていなかった自分の姿が、ありありと見えてきました。


本当の私とは、とても自己中で、相手のことを見ていなかったのです。


相手がどんな人なのか、自分にとってどういう存在なのか、また相手にとって自分はどういう存在なのかということを、よく理解せずに友人として付き合っていたのです。


なので、このような人間は自分に都合の悪いことがあった時、すぐに「縁を切る」という手段を使うことができます。


そして私は、その手段を軽率に当たり前のように、使ったのです。


その時の私は、誰かがそばにいてくれる尊さを知りませんでした。


私にとって相手はどんな存在なのか、また相手にとって自分はどんな存在なのか、考えもしませんでした。


その結果、裏切ってしまいました。

傷つけてしまいました。


現在、その人とは、偶然会えば話します。

1回だけ、相手から遊びに誘われた事はあります(内容興味が持てずに断りましたが…)。

しかし、私から何かに誘うことはないです。


というのも、相手に会うと身体が震えてしまうのです。相手に会うと、過去の自分が私を見て見下しているような気持ちになるのです。


人を裏切ったのにどうしてお前は笑っているのか、どうしてそんなに楽しんでいるのか、そんな価値がお前にあるのかと。


私は、どんな心で生きれば良いのでしょうか。幸せになっても良いのでしょうか。


返事を下さると嬉しいです。


A1. 回答

友人に酷い裏切りをしてしまい、深く傷付けてしまった罪悪感に耐えられないとのこと、気持ちが落ち着かないですよね…


ただ、人は必ず間違いを犯します。


常に完璧で、何も間違えない人生を送ることができる人間は存在しないのです。


あなたも例外ではなく、人は他人に傷付けられることも、他人に傷付けられることだってあります。


人は変われますし、あなたは今この瞬間にも大なり小なり変化してします。


細胞単位で身体が変化しているということもありますが、新しい知識や経験を少なからず得ることによって心も成長をしています。


成長を通じて始めて、自分の取った行動が間違いであったことに気が付きます。


何も間違えずに生きることは、人間には不可能なのです。


あなたはこれまで、何のミスも無く勉強や仕事を習得できた人間を聞いたことがありますか?


恐らく無いと思います。


人間は間違いを犯す生き物なので、仕方がないことだと思うしかありません。


いくら酷いことをしたと思っていても、あなたがやったことをどう思うのかはやられた相手の課題であって、あなたにはどうにもできません。


あなたも本心としてはあなたの知らないところで、あなたに対して酷い裏切りをしている可能性だってありますし、大したことではないと考えていることもありえます。


相手がどう思っていようが、あなたにできることと言えば、悪いことをしたと思うのなら謝ったり、罪を償うようにしていくことです。


知識が足りず、経験が不足していることで間違いを犯してしまっても、それだけであなたが悪い人間であるということにはなりません。


単に、これからもっと成長が必要であるということでしかないのです。


人によって成長速度も、与えられた環境や生まれつきの性格等にもよって大きく変わります。


あなたよりも他人を酷く傷付けてしまう人もいるかもしれませんし、そればかりは客観的な基準も無いので計ることもできません。


アドラー心理学では、世の中には主観的な解釈はあっても、客観的な事実は存在しないとしています。


心理学に関わらず、過度に自分を悪い人間だと責め立てるのではなく、悪いことをしたと思うのならあなたが正しいと思うことを相手にしてあげるしかありません。


相手が裏切りだと思っているのか前述の通り、本心では分かりませんし、勝手な思い込みで自分は悪い人間だと決め付けて落ち込んでいるだけになってしまいます。


ただ落ち込んでいるだけだと、自分を悪い人間だと思いたくないからって自己否定を避けたり、人間関係のトラブルを避けたいということが目的になってしまい、余計に自己中心的な振る舞いになってしまいます。


厳しい言い方で申し訳ありません。

いずれにしても、悪いと思うのなら自分にやれる最大限のこと償いを、相手にしてあげましょう。