ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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お客様は神様です❗️…って調子に乗るな❗️(社会への訴え)

アドラー心理学サロンです。

 

今回は日本人の接客を受けている時の態度について、物申したいとの訴えを頂きました。

 

確かに日本では「お客様は神様です!」という極端な風潮があります。

 

サービス業は世界で一番だ!と言われて久しいですが、そうした影響からか日本人客には、タチの悪い態度を取る人も多いようです。

 

この訴えを読んだら、日本社会へ影響を与えられるようリツイート、シェア、いいねをお願いします!

 

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【ご意見】
いつもインスタなどで拝見しております。今回、今の日本社会に強く言いたいことがありましたので、メールさせていただきました。以下、私が書いた記事です。読んで頂けると幸いです。 


【日本人客に告ぐ】


客だから偉いのか?もし本気でそう思っているのなら、勘違いも甚だしい。
 
日本人の客の中にはどうして高圧的な態度や横柄な態度をとる者がいるのか。


客だからそんなに偉いのだろうか。金を払えばサービス提供側は何でもしてくれると思っているのだろうか。逆をいえば、金を払っているのだから常に365日、完全無欠のものを提供されて当たり前だと思っているのだろうか。
 
つい先日、沖縄県のとある観光地のお店に貼ってある1枚の張り紙が物議を醸していた。その内容は「日本人の客はお断り」というもの。

 

そうなるまでの経緯を見ていくと、確かにちょっと過剰な部分があるようにも思えたが、売上が激減するのを覚悟の上で「日本人の入店拒否」という苦渋の決断をした店主の気持ちは痛いほどわかる。その店がその決断に至った最大の理由は、日本人のマナーが悪いからとのこと。
 
私も接客業を経験してきた。外国からのお客様も多いので、多国籍スタッフ達と共に日本語はもちろん、英語や中国語などを使って外国人観光客と接客することが日常茶飯事である。だからこそより一層日本人客の言動が、見るに耐えないほど醜いときがある。


 そもそも店員に対していきなり高圧的な口調かつタメ口でものを言う客。店員が自分より年下?女?バイトっぽい?名札に研修中と書いてある?だからといって客が偉くなるわけではないのだが、なめくさった態度をとる輩が後を絶たないのである。


 次に外国人スタッフに対して嫌悪感を顕にする客。頑張って日本人客のために日本語を話してくれているのに、それに対して嫌な顔をするなんて失礼だ。

 

それが嫌なら、客が彼らの言葉を話せばいい。できるとは到底思えないが。


 さらに私はとある業務の中で、客に運転免許証の提示をお願いする場合があった。

 

その時に、住所変更があるかを聞かなくてはいけないのだが、何をお気に召さないのか、質問するといきなり「自分は海外で働いているんだ!」と、いかにも当たり前のことを聞くなと言わんばかりに声を荒らげながら喧嘩腰で個人的な事情を話し出す始末。

 

そもそも私はあなたと今日初めて会ったわけで、あなたのことを事前に下調べして接客しているわけではない。

 

それとも、海外で働いているから自分が偉いとでも思っているのか?それだったら私は海外の大学で教員として勤務した経験もあるが、特別に自分が偉いと天狗になったことなど一度もない。
 
上で述べたことは私が実際に見聞きしたほんの一部分の客に過ぎないのだが、日本人客に対して声を大にして言いたいことがある。

 

接客の場面において、店員と客の関係は「下士と上士」でもなく、大前提として「人と人」なのである。お互いに尊敬し合うべき人間関係の根本ともいえる関係が保たれるべきなのではないか。
 
外国人客こそ、マナーが悪いと言う者もいるだろう。ただしそれはあくまで外国人客が日本の慣習や文化を正しく理解していないだけであることが多い。

 

説明すれば理解してくれる人もたくさんいる。それに、外国人客はほとんどの場合はしっかりと感謝の気持ちを表す。

 

クレームを言う時も、しっかりと理に適っている場合がほとんどである。
 
日本人客はそもそもサービスを提供されることに感謝をしないことが多い。なぜか。それは日本のいきすぎたおもてなし精神が原因だろう。不快なほど客に尽くす店がたまにある。

 

いきすぎたホスピタリティが当たり前になりすぎて、感謝する気持ちをとっくに忘れてしまっている。
 
毎週放送されている某テレビ番組では、実際に日本であった理不尽な客を描いて再現し、最終的にその客が成敗されるというものをバラエティ番組化されている。

 

その番組を見て笑っている場合じゃないのだ。危機感を持ってほしい。もはや毎週番組にできるほど、そのようなエピソードが番組側に送られてくるわけである。それほど、どうかしてる日本人客で溢れかえっているのだ。
 
今ここで挙げたような日本人客にもう一つ言いたい。1週間でいいから海外で生活してみてほしい。

 

自分らが普段日本で求めているサービス(当たり前すぎて気にもとめないようなサービス)は、海外では当たり前じゃないのだ。海外に住んだことがある日本人ならわかるはずだ。
 
日本の接客場面がこんな調子だから、外国人スタッフの離職率も激しい。そりゃ疲れてしまうだろう。日本人スタッフでさえ疲れてしまうのに。
 
「人としてのマナー」が悪く、冷血な日本人客があまりに多すぎる。沖縄の店の店主が、「日本人客拒否」としたように、できることなら私も日本人客を拒否したい。

 

しかし、みんながそうすると日本の社会は回らなくなってしまう。客だから偉いという考えを捨てて、人として、対等に接することができる日本人を増やせないのだろうか。


一番悲しいのは、今回これを書いている自分も、正真正銘の日本人であることなのだが…。