ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【胸糞注意】上司に言われた一言で心が壊れてしまった…

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を、お悩み事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


個人情報に関しましては、一部にぼかしを入れて細心の注意を払っています。


今回のご相談は、会社でのトラブルによって心を病んでしまい、心身共にボロボロになってしまったがまだ頑張らないといけないのか?とのお悩みです。


あなたの悩みの解決にも、本記事が少しでも役立てましたら幸甚です。


Q1. ご相談

8月いっぱいで退職予定の者です。

5年半頑張ったつもりですが、退職届を出した際に上司と言い合いになりそれがトラウマとなり怖くて会社に行けなくなりました。それが8月1日です。

 

心療内科適応障害、鬱の手前だと言われ診断書出て今休職扱いだと思います。会社からは連絡ないので休職なのか有給消化なのかさえ知りません。

 

電話も診断書持って行く際も安定剤を飲まないといけないほどドキドキし、パニックになります。

 

上司からは感情的になりました、反省してますとLINEで謝られました。が、許せません。

その恫喝が無かったらここまで心は壊れてません。

 

6月から退職を願い出て、引き留められてました。途中、パートにとの話しを一旦受け止めましたが、その後給料面で折り合いつかず退職を再度お願いし、また引き留められ、の繰り返しで8月1日に退職届を出して恫喝されました。

 

上司からはLINEで自分をグーで殴って気が済むなら等言われましたが、そんな問題ではありません。

 

人は言葉一言で生き死にの気持ちになるのだとつくづく実感した次第です。

 

睡眠薬を飲まないと眠れない、起きた途端にドキドキする毎日を送り、毎日辛いです。

 

またその上司に今まで可愛がってきた若い同僚が私のプライベートな知られたくない話しをした事まで発覚し、人間不信です。

 

全てのスタッフが敵かスパイに感じます。

ストレス過多で2年で18キロほど痩せました。検査は全身しましたが異常なくストレスと言われました。

 

心療内科からは会社から逃げてくださいと。18キロ痩せるなんて異常事態ですよ、と言われました。

 

これまで、休みも返上し、寝る時間以外全て仕事の事を考えてきました。リーダーとしての責任を感じていました。

 

本来私は人に対して優しい気持ちで接してきました。

 

今は違います。妬み嫉み憎しみ。はっきり言ってこんな自分が嫌で嫌で。時間が薬かと思いますが会社の近くは通れない、怖いから。電話恐怖症にもなりました。

 

これでも生きなくてはいけない、苦しみを与えられ知らん顔で自分達の立場は守り守られ、こんな理不尽な事がありますか?啓発の本も読みましたよ。


私にこれ以上まだ笑顔で頑張れと言うんですか?


アドラー心理学がどうかまだ良く知らないので失礼かと思いましたが、メールを送らせて頂きました。

 

アドレスが私の名前ですので匿名にてお願いします。


A1. 回答

前職で辛い思いをされたようですね…


無茶なことを要求してばかりの会社から、逃げ出すことは正解だったと思います。


身体の傷は適切に処置をすれば、相応に回復しますが心のを病んでしまうといつ回復するのかも分かりません。


仕事は人生そのものではなくて、人生の一部に過ぎませんので仕事の為に自分の人生を犠牲にしてしまうのは馬鹿げています。


心の免疫力だって身体の免疫力と同じように人それぞれ違いますので、あなたが限界だったのなら仕方ありません。


上司と分かり合おうと努力はされたようですが、これ以上関わると自分の身が持たないのであれば無理をする必要はありません。


分かり合う努力は大切ですし、簡単に他人を切り捨ててしまうのは問題ですが、世の中には一定数は必ず分かり合えない人間が存在します。


無理をして自分を犠牲にしてまでそうした人達の為に自分の時間や労力を割いてあげる必要はありません。


アドラー心理学的に考えると、「課題の分離」をすることによって気を楽にして頂けるかもしれません。


自分が他人をどう思うのかは自分の課題であり、他人が決める課題ではありません。


同じように他人が自分をどう思うのかも、自分が決める課題ではなく他人が決める課題です。


もちろん、他人の考えを変えるように諭したりと努力することはできますが、本質的に人は他人を変えることができません。


他人の考え方や価値観との折り合いを付けようと試みるのは良いことですが、あなたがそこまでしたいのかどうかですね。


私なら本質的には変えられないことでいて、変えられる保証が無いことに頭を悩ませたくないので放っておきます。


また、これ以上頑張れと言うのか?と辛い気持ちを抱えられておりますが、辛い気持ちはこれ以上、対人関係の中で傷付きたくないという目的を達成しようとしていませんか?


上司とどんな言い合いになったのか分かりませんが、もう少し頑張りたいというお気持ちがあるのであれば、自分はどんなことに喜びを感じて、どんなことに嫌悪感を抱くのかを学べたとして割り切ってみるのはいかがでしょうか?


世の中に良い人悪い人、良い会社、悪い会社があるのではなく、それは全て自分がどう思うのか次第です。


一般的に悪いとされているブラック企業でやりがいを感じて活き活きと働かれている人もいれば、雇ってくれる会社が少ないからありがたいと感じている人もいます。


自分のことを良く知っていると、自分にとって良い会社、良い仕事が判断できるのでより充実したワークライフを送れるようになれます。


せっかく学べることがあったのだから、もう一度良く自分を知ってトライしてみよう!と前向きに考えてみることも一つの考え方ではないかと思います。


過去の辛い経験を忘れ去るのに良い方法がありますが、何がどのように嫌だったのか、どんな時に思い出しては辛くなるのか、すべて紙に書き出して下さい。

 

そうすると、自分の気持ちが沈んでしまう条件を知ることができるので、意識的に該当の条件を避けるように工夫することで心の健康を保つことができます。


「エクスプレッシブ・ライティング」という手法であり、心療内科や精神科でも取り入れられているシンプルながらもちゃんとした心理療法です。