ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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お局さんを味方に付ける方法

職場のベテランであり、暗黙の了解の中で組織のトップとも言える「お局さん」は本当に恐ろしいものです。

 

人事査定などの正式な手続きを経ずとも社員を降格させたり、首にすることだってできますし、いじめて退職に追いやることだってできてしまいます。

 

言わば、影の実力者であって会社内部の実権はお局さんが握っていると言っても過言ではありません。

 

本記事では、お局さんだけではなくベテラン女性社員の取り扱い方について解説させて頂きます。

 

職場でのお悩みで多いのはお局さんとの関係です。

女性の社会進出が進み、どこの会社にもベテランの女性社員は増えてきて、お局さんも職場に一人や二人は必ずいる時代となりました。

 

ベテランの女性社員は長年培ってきた経験と豊富や知識と、持ち前の感度の高さと社交術によって、仕事だけではなく社内の人間関係についても細かく指導してくれる人が多いです。

 

しかし、経験の長さや人間関係について熟知していること、暗黙の序列の上位にいることが裏目に出てしまって周囲から面倒な腫れ物として扱われてしまうこともあります。

 

人は誰でも無意識に「他人よりも自分は優れている」と自意識過剰になってしまう性質があります。

 

ベテランの女性社員はキャリアが長いということで周囲に差を付けようとしている可能性が高いのです。

どんどん後から入ってきた人達が実力を高めていき、ポストが自分よりも高くなることはもちろん、暗黙の序列を崩されたくないのでしょう。

 

特に現代ではデジタルが主流となってITリテラシー(PCやデジタル機器の取り扱い能力)が高い人が増えてきましたので、現在と昔では勝手が随分と違ってきましたので「時代に取り残される恐怖心」を強く感じていたりします。

 

中年世代のおじさん達ですら昨今のIT技術の発展にはついていけなくて、不安を募らせているのです。

 

実際の社内序列で弱い立場にいるベテラン女性社員はもっと大きな不安を抱えているのは間違いありませんし、女性は男性と比べると安定を求めて和を乱すことを嫌いますので社内のちょっとした環境変化にも敏感です。

 

お局さんのようなベテラン女性社員と良好な関係を築くには、彼女達の存在価値を認めて慕っている姿勢を示してあげましょう。

 

自分を尊重してくれる人を無下に扱う人間はいません。

 

自分でできるような仕事でも、命令口調になったり指示を出すような雰囲気は出さずに「助けてくださーい!」と頼ってみたり、「~さんに助けて頂けて嬉しいです!」と伝えると存在意義を感じてもらえます。