ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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LINEの返事が遅かったり既読にならないのはあなたに冷めているから!?

アドラー心理学サロンです。

 

みなさんもメールやLINEでやり取りをしていて、返事が来なくて不安になった経験があるのではないでしょうか?

 

メールの返事が素っ気なかったり、返事が遅かったりすると「嫌われちゃっとのかな・・・?」とか、「変なこと言っちゃったかな・・・?」と勘ぐってはモヤモヤした経験は誰にでもあると思います。

 

自分で勝手に物事を判断してしまうことを心理学では「妄想性認知」と呼びます。

 

このように自分の中のモヤモヤに結論を出そうとしてしまう理由は、一言でいうと「コミュニケーション不足」なのです。

 

相手の真意を確認せず、自分の中だけで解決しようとすることによって余計な判断をしては不安を感じてしまうのです。

 

とはいえ、相手の真意を聞くのも伝えられることも怖かったりするのでとっても厄介です。

夫婦やカップルでよくある本当は自分のことが好きなのか、もう冷めてしまっているのか気になっていても聞けない心理に近いとも言えます。

 

日頃からお互いに愛情表現が足りなかったり、信頼関係が十分にでき上がっていないのかもしれません。

 

特にLINEなどのチャットやメールでは、相手の表情が見えないのはもちろんのこと、声の大きさや抑揚を知ることもできず、テキストと絵文字、スタンプだけでのコミュニケーションになるので相手の心情を読み取ることができません。

 

同じ話をするにしても、直接会話をするのと電話で話すこと、メールでやり取りするのでは大違いなのです。

 

特にLINEでは返信が無かったり、自分の送信したテキストが既読にならないだけでもブロックされているんじゃないか?と不安になってネガティブな憶測をしてしまいがちですよね。

 

過剰に心配しては深刻に思い込みすぎると日常生活にも支障を及ぼしますので、可能なら直接の会話をするようにしましょう。

 

ストレートに「何で返事しないの?」とか、「無視しているの?」と聞くことはNGです。

 

間接的に「最近は忙しそうだね」とか、「この頃は調子はいかがですか?」と聞いてみましょう。

直接会うことができない場合には、他愛のない連絡を何事も無かったかのように送ってみるのです。

「仕事大変そうだね!頑張ってね!」とか、「体調には気を付けてね」という感じでです。

 

悪い予想が的中している可能性は意外と高くはありません、相手にも何らかの事情がある可能性の方が高いのです。

 

真意が分からない以上は、どれだけ心配してもどうにもなりません。

 

むしろ、オドオドしてしまうと、心配してくれていると思われるどころか、相手に重たいと感じられてしまったり、「何か後ろめたいことでもあるのかな?」と思わせてしまって逆に悪い予想を的中させてしまう可能性が高いです。

 

妄想はやめて、心を落ち着かせて相手としっかり日頃からコミュニケーションを取って信頼関係を築くようにしておきましょう。