ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【もしかしたらあなたも…】日本人は洗脳されていて何も考えていない⁉️

私たちが暮らしている東洋の島国である日本という国は、アジアの個人よりも集団を重んじる文化があり、かつ島国根性という言葉に代表されるような「みんなと違う」ことを排除する排他的な文化を兼ね備えています。


アメリカやヨーロッパのような欧米諸国では自己責任が問われる個人主義の文化の中にあり、論理的に正しければ個人の意見が集団の総意よりも優先されることがあります。


しかしながら、日本社会においてはみんながやっていること、みんなが言っていることが真実として扱われ、個人が正しいことを主張していたとしても受け入れられない風潮があります。


なので、日本人は時に疑問を持つことなく権力者や多数派の言っていることを盲信してしまうので思考停止してしまい、自分の価値観や自分なりの幸せの形を知らなかったりします。


つまり、事実が事実であるの理解できず、みんなの意見が事実になっていて、本当の事実が見失われていることも少なくなりません。


英語で言うと西洋は「Me culture」、東洋は「We culture」と分類されていて、言葉の通り生きる上での主語が「私」であるのか、「私達」であるのか大きく違いがあります。


西洋では幸福と健康はその本人の責任にあって、東洋ではみんなに貢献している限りはみんなであなたの面倒は見る、けどみんなのために貢献しないのなら村八分にするぞ!という文化を持っているのです。


法律でさえ欧米と比べてグレーな部分を多分に含んでおり、正しいのか間違っているのかよりも和を乱さないことが正解とされるのです。


意見なんて人それぞれ違いますし、自分の生き方はもちろん考え方も正解は自分で決めていいのです。


日本は法治国家ですので、法律や道徳に背くことさえなければどんな生き方をしようと、何を考えていようと自分の自由です。


まだまだ閉鎖的な文化が根強い日本ではありますが、制度上は自由に生きることが許可されています。


本記事を読んでいるあなたも、世間体や常識に縛られず、好きなように生きてもいいのですよ。


他人にどう思われようと、それは他人が決める他人の課題です。自分では変えられない他人の課題に介入しようとしたら、自分の課題に加えて他人の課題まで背負って生きることになってしまい、辛くなるのは自分自身です。


自分からは他人の課題には介入せず、他人にも自分の課題には介入させないようにするのです。


アドラー心理学で有名な「課題の分離」という考え方となります。


他人のことなんてどうだっていい、自分には構うな!という考え方ではなく、線引きをするという意味です。他人への優しさは必要ですが、あら探しをしたり詮索をしては自分の心を悩ませる関心は不要です。


また、他人に好かれる為に生きている訳ではありませんので、承認欲求を満たすことを目的にしなくてもいい。


極端ではありますが、誰に好かれようと、認められようと、自分さえ自分を好きならばそれで十分なのです。