ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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【閲覧は自己責任ですよ…】裏切られてしまう原因はあなたにある!?

アドラー心理学サロンです。

 

旦那(嫁)に浮気をされた

親友に裏切られた

仕事のパートナーに騙された

 

上記のような経験をされたことは誰にでも一度や二度はあることでしょう。

 

「裏切り」を題材にした記事は過去に複数記事書かせて頂きましたが、今回はなぜ人は裏切りをするのか、また裏切られないようにするにはどうしたらいいのかについて説明をしていきます。

 

基本原則として、人は人を裏切るものであることを前提にして考えておいた方がいいです。

 

かなり耳の痛い話もしていきますが、良く読んでおいてくださいね。

 

裏切ってくる人の大半は実は悪気が無いものです。

 

あなたを裏切る人は、あなたを裏切って傷付けたいのではなく、自分が幸せになりたいだけなのです。

 

もう少し、詳しく説明をすると、人間は自分のことしか考えていないものです。

 

他人を思いやっているように見えていても、それは自分が自分を良い人だと思っていて、そのセルフイメージを保つために行っているのであり親切心から来るものでは無いのです。

 

これが親切な人の心の内側です。

何だか人間の醜い裏側を暴いたような書き方ではありますが、良いか悪いかではなくこういうものなのです。

 

例えばですが、食べるものがなくて今にも死にそうな状況にあったとします。

食べ物を盗んで食べるか、そのまま死んでしまうかの究極の選択肢があったなら、世の中の99%の人間は生きるために盗みを働くことでしょう。

 

例えが極端ではありますが、人間はこんな感じて自分の為に行動をして、それをどんどん正当化していく性質があります。

 

生き死にが関わっていなくとも、あなたを裏切ることと、そのまま関係を続けていくことのどちらが自分の幸せによって得があるのか天秤にかけて裏切るのかどうかを人は決めています。

 

そして、その裏切りは本人にとっては仕方のなかったことであり、自分を満足させてくれない相手が悪い、だから自分は悪くないと思っているのです。

 

もちろん、中には悪気があって裏切りをしてくる人もいますがごく少数派です。

 

つまり、裏切ることがあるのが人間なら自分も含めて当たり前なのだと考えておくことです。

 

裏切られたくないのなら、自分を裏切るよりも関係を続けていった方が得だと思わせる必要があります。

 

裏切られてしまうということは、残念ですが簡単に言うと「なめられている」ということです。

 

裏切ったところで大したことないと思われてしまっていたり、許してもらえるだろうと思っているのです。

 

それなら、あなたを信じていると伝えたり、相手を大切にして裏切った時の「罪悪感」を最大化したり、自分を関係を切ることで相手が失う「信頼や楽しみ等」を強く理解させることです。

 

不倫をさせない為に相手を心から大切にしてあげて、「罪悪感」を持たせる手法はこれまで何度もご案内してきましたが、自分を裏切ることによって失うものが大きいと相手に思わせれば自然と裏切りを働くことはなくなるのです。

 

自分に不義理を働けば、自分と付き合いのある友人や仕事のパートナーとの関係に亀裂が走ったり、一生強い罪悪感を感じて生きていかねばならないと感じさせるほどの「理由」を自分から作り出してあげればいいのです。

 

人は自分で自分の価値を疑う時に最も苦しみますし、そうなるような行動は恐ろしくて取れなくなります。

 

裏切ることで自分の自尊心が揺らぐくらい相手にとって頼り甲斐があったり、信頼できる存在に自分がなることで裏切られることはなくなります。

 

もちろん、時には魔がさして小さな裏切りを時と場合によってはしてしまうかもしれませんが、そういう時も「不安にさせるような存在でごめんね」と伝えてあげて罪悪感を感じさせてみてはどうでしょうか?

 

そのうち小さな裏切り無くなっていくことでしょう。

 

もちろん、悪意のある裏切りをしてくる人もいますの、そういう人に出会したらさっっさと関係を切って新しい関係構築を始めましょう。

 

極論ですが、裏切るか裏切らないかは他人が決める他人の課題であって、自分が決める自分の課題ではないのです。

 

裏切ることが癖になっているような人は、何をしても許されて当然だと思っている可能性がありますが、家族であっても許されることと許されないことがあります。

 

どうしようもない時には裏切り返すことも必要になります。

 

裏切られることの原因はその人を取り巻く環境や条件の中にも要因はあります。

しかし、自分が変われば裏切られることを避けることもできます。

 

裏切ってきた相手を責めるよりも、そういうものだと認めた上で対処した方が人生は上手くいくのです。