どうなるのか分からない未来への恐怖や不安は、自分の思い通りに未来を操作したいという欲求が満たされていないから生じます。
そもそも筋書き通りにはいかないくらい不確実だからこそ、今よりも大きく幸せになれる可能性もあるというもの。
不確実な未来を恐れることは、大きく幸せになることを恐れることにも通じる。
どうせ今のままでいたらお先真っ暗としか思えなかったりと、何かやらざるをえないのなら行動した方がマシなのです。
出先でトイレ行きたくなった時に、いちいちトイレに行っても混んでるかもしれないとか、行っても紙がないかもしれないなんて不安になっても仕方ないのです。
行くことが無駄になるとか、行っても混んでて入れないとか紙がないとか、そんなこと考えても行ってみないと分からないのです。
まずは行ってみて、混んでいたら他のトイレを探すなり、ノックをしまくって急いでもらえるように催促をするなり、紙がなかったらパンツやハンカチを犠牲にするなり、やりようはいくらでもあります。
コンビニに話題のスイーツがあると聞いて、売り切れてるかもしれないとかそんなこと考えても仕方ありません。
いくつかコンビニの目星を付けてまずは行ってみるのです。
無ければ他の店に行けばいい。行くという行動が無駄になるかもしれないし、それにかけた時間が無駄になるかもしれない。
それでも行ってみれば売り切れていた目当てのスイーツが無くても代わりに自分好みの美味しいスイーツと出会えるかもしれませんしどうなるのかは分かりません。
時間や労力が無駄になるかもしれないとかそんなことは考えず、まずは動いてみることで新しい発見や出会いに恵まれます。
その新しい発見や出会いから、また素敵で気づきが得られるのです。
日本人は特に行動を起こす前にその意味を考え過ぎてしまって動けなくなる傾向が強いように感じられます。
意味というのは動いていく中で後付けで付くものですし、そこに存在しているものではなく自分が与えるものです。
まずは何も考えずに直感で少しでも良さそうだなと思ったら動いてみることを強くお勧めします。