ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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不安になりやすい人の残念な特徴とは?

不安というのは、不安なことを考えるから気になるようになって、考えれば考えるほどにどんどん大きくなるものです。

 

不安なんてものには実態がありませんし、すべてがあなたの心の状態が作り出した空想に過ぎません。

 

つまり、不安なことを考えるから不安になっている自分をまずは自覚するべきなのです。

 

不安を消したいのなら、不安なことを考えないで他のことを考えるようにすることです。

 

不安なことを考えないようにすることをまるで現実逃避だとか、もし起きたら取り返しがつかなくなるから考えておくべきだと考える人がいます。

 

こういう人は、予めすべてのリスクを把握した上で、すべてのリスクに対して予防策を施したいという欲求が強いのです。

 

ゼロリスク信仰が強すぎて、実現不可能なリスクフリー状態を求めて心理的に彷徨ってしまっているのです。

 

そもそも、すべてのリスクを把握することは不可能です。

 

なぜなら、人間の認知能力には限界があるので、すべてのリスクを認知すること自体が不可能だからです。

 

それに、一言でリスクと言っても、何をリスクと捉えるのかどうかは個々人の置かれている状況や価値観にもよって変わります。(若者と老人で病気への恐怖心も違えば、元々の健康状態によって病気への捉え方が違うことはよくあることです。)

 

それに、仮にありとあらゆるリスクを洗い出したところで、そのすべてに対処することは物理的にも時間的にも不可能なのです。

 

そんなことをしていたら、リスクを回避することだけを目的に人生を浪費することになりますし、何より生きることだけを目的にして生きる人生になってしまうので面白みも何もない無為な生き方をすることになります。

 

リスクはあるものだけど、リスクを避けるばかりの人生は退屈だと考えられるようになると自然と行動力は高まります。

 

しかし、生まれつきの性格の要因もありますし、保守的に生きていく方が幸せである可能性もあるので、そのあたりは自分の気持ちと向き合いながらどのように生きていきたいのかを振り返るべきでしょう。

 

しかし、どうしても心配性・不安症を克服されたいのなら、下記の記事を読んでみてください。

 

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