アドラー心理学サロンです。
テレビや雑誌、書籍、ビジネスの現場でも心理学は頻繁に取り上げられる大人気コンテンツです。
自分自身の気持ちや考え方、行動のベースにある「本性」、他人の言動や行動の背景にある「心」を理解したいと願ってやまない人ははとても多くいらっしゃいます。
こうした方々は、心理学の基本的な知識を身につけることで自分自身の悩みや、な人の悩み、営業成績を上げることにも繋げることができます。
その一方で、心理学というと他人を洗脳して意のままに操作する催眠術のようなイメージを持たれている方も多く、何となく「怖い」と感じられていたり、詐欺師などペテン師のように響くこともあるようです。
やり手の営業マンは心理学の本を読まれている方も多く、読んでいない方も多くの人と接しているうちに基本的な心理学の法則を経験として理解されている方が多いのも事実です。
心理学は、使う人の技量や人間性次第で、使い方によっては人を不幸に至らしめることも可能です。
しかし、心理学にはこうした使い方だけでなく、本来なら不要であった人間関係の軋轢を避けて円滑なコミュニケーションを促進する潤滑油にもなります。
しかし、全ての人や状況にこの心理学の法則が当てはまる訳ではありません。
使い手の知識量や経験、技量、その相手との相性によって心理学的アプローチの結果は大きく変わります。
心理学は人間の心にある一般的なパターンを抽象化して抽出しているだけなのです。
要するに、心理学とはある行動を取るときに、人間の心は無意識のうちにどのように働いているのかを実験や観察、対話、病理学、その他学問とその他様々な観点から実証して研究している学問なのです。
心理学は大きく、「基礎心理学」と「応用心理学」に分かれます。
前者の「基礎心理学」は、上記のように心の根幹となる研究となり、「応用心理学」がその法則を複数の分野の学問に応用していく研究領域となります。
心の問題に対応する心理学
心療内科やメンタルクリニックで用いられる心理学は、「臨床心理学」と呼ばれます。
この「臨床心理学」は、うつ病を始め、対人恐怖症、引きこもり、パニック障害、発達障害、パーソナリティ障害、適応障害といった精神疾患などの心にまつわる問題への解決に取り組む心理学です。
この心理学を活用して患者を救うのが、
「臨床心理士」となりますが、精神科医と大きく異なるポイントは薬物治療を行えない為に、心理療法でのみ対応することです。
心理学の基本を学ぶ
「人の心の探求」は、古代ギリシアのアリストテレスの研究から始まって心理学という学問としてだけでなく、宗教、占星術、性格テスト、血液型占いなど様々な手法がこれまで取られてきました。
高尚な学問としてでなくても、心理学の基本は学べます。
書店で販売されている心理学の本を読んだり、日常生活や職場での多くの人との人間関係の中で、相手が話している内容やその傾向、仕草、行動などから人の心の一定の法則を経験的に学ぶことも可能です。