アドラー心理学サロン

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【自分勝手と自分らしさの違い:メールでのご相談事例】

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご紹介致します。


今回のご相談は、自分らしさと自分勝手の区別が付けられず、どのように振る舞うべきなのか分からないというお悩みです。


アドラー心理学の観点から、どのように自分らしさと自分勝手の違いを捉えて、どう行動するべきなのかご案内させて頂きました。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れております。


皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


Q1. ご相談

20代前半の男です

農家でみかんをつくる仕事をしています

今回の相談内容は、地元のソフトボールチームを辞めるさいの挨拶についてです。

 

辞めた理由も自分と合わんと思ったので辞めました。。そのチームの監督さんが挨拶にでもきたら?と言われたんですがLINEでいいやと思いLINEで済ませました。

 

これってマナー違反なのでしょうか?

自分らしくと自分勝手が最近よくわからないです


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


ご連絡ありがとうございます。


背景となるそのソフトボールチームとあなたとの関係性がよく分からないので、何とも言いにくいというのが本音です。


お相手から挨拶にでもきたら?と言っているあたり、直接の挨拶を求めていた思いはあったのだと思います。


ただ、他人がどう思うのかは本人以外には分かりません。アドラー心理学の課題の分離の考え方をして、失礼と感じるのかどうか相手の課題なので、あなたが失礼だと思わないのならそれでも良いとは思います。


手前味噌な話ですが、私ならそんなに気になるのなら挨拶に後日にでも向かいます。


自分勝手と自分らしさは、他人への思いやりがあるのか無いのかで区別しやすいことでしょう。最終的には、どこからが自分勝手で、自分らしさなのかという明確な基準はありませんので、ご自分の中で見つける必要があります。


アドラー心理学の課題の分離の考え方は、多くの方に自分勝手だと批判された一面がありますが、アドラーは他者との相互理解、他者への貢献を幸せになる為に必要不可欠なものだと提唱しています。


アドラーの課題の分離というのは、自分さえ良ければ自分のやりたいことは何だってやっていいということではなく、他人がどう思おうと自分の意思を貫くといった意味でもあり、相手を意図的に傷つけることは推奨していません。


日本は特に、田舎の方だと自分と他人の区別が曖昧になる極端に強い結束力のある集団主義的な一面がある為、みんながどう思うのかを過度に気にして、みんなに受け入れてもらえるように振る舞う傾向があります。


自分たちと異なる意見を全員で排除しては村八分する気質も根強いですね。


マナーを守り、自分が犠牲にならない範囲で他人への配慮した上で、みんなが、世間がどう思うのかではなく、あなたがどう思うのかを優先しても良いと思いますよ。