アドラー心理学サロンです。
多くの人たちが、夢に向かって努力しては、その道のりの厳しさ、夢を叶えるまでの道のりの長さに挫折していきます。
そんな方に対して、今回はどのように考えて、どのように前進すれば夢を叶える近道なのかを解説させていただきます。
大なり小なり、人には何らかの目標があることかと思います。
ただ、がむしゃらに努力をしても目標達成は難しく、今いる地点から目標を達成する為に必要なことを効率的に考えていてもなかなかハードルが高くて大変だと思います。
よく、努力は報われるのかどうかがトピックとして挙げられますが、私は報われない努力はあると考えております。
一部の読者の方には大変不快な思いをさせてしまうお話で恐縮です、ただ、無駄な努力は無いと考えてもいます。
何かしらの努力をすれば、必ずその努力によって身に付いた知識や知見などが役立つこともあれば、思わぬ機会を生み出してくれることもあると思います。
しかし、自分の夢に沿っていない努力であれば、それは夢に近づくことはできても夢を叶えることは確率的に低く、その努力は報われることがないと思われます。
アドラー心理学サロンという、皆さんの人生の悩みを解決し、皆さんを勇気付ける存在を目指す身としては、是非とも夢を叶えて幸福を手にして欲しいのです。
そこで一つ、夢を最短で叶える効率の良い手段は逆算であると思い、こちらの方法をご提案させて頂こうと思います。
たとえば、弁護士になり、自分の事務所を構えることが夢であったとすると、その夢から自分に必要なことを逆算して現在の自分を俯瞰するとより具体的に必要となるとことが見えてきます。
弁護士にはなりたいが、何から手をつければ良いのか分からない。
だから、取り敢えず法律の勉強をしようではなく、未来をイメージして、それを起点にします。
「司法試験に合格する必要がある」、「法科大学院を卒業しないといけない」、「最初は弁護士事務所で下積みしないといけない」など、「こうなる為には」を順番に検討していくと、今は取り敢えず法科大学院の入学試験の勉強を始めよう!と、当面のやるべきことが見えてきます。
こうした考え方であれば、無理無駄を必要最小限にして、自分のできる努力を、自分のペースで行い、夢を叶える可能性を高めることができます。
アドラー心理学では過去も未来もなく、「今を生きる」ことを推奨しておりますが、この「今を生きる」のに何をすべきなのかはこうして導き出すことができるのです。