アドラー心理学サロンです。
実は、運命は変えることができます。
自分の望む方向へ、自分の目的を決定することで変えられるのです。
目的論の心理学と呼ばれるアドラー心理学らしい考え方で、人はその人が持つ目的によってどんな運命を辿るのかが定義されるのです。
アドラー心理学サロンの他のブログも目を通された方はここで疑問にこう思うかもしれません。
「ちょっと待って、アドラー心理学では計画的な人生を生きることはできなくて、先のことなんてどうなるか分からないって言ってたじゃないですか!」
という疑問を持たれると思います。
たしかに、アドラー心理学に限らず、未来のことは誰にも分かりませんし、神様でもない限りありえません。
ただ、自分の生きる方向性を変えることは、自分の目的を変えることで可能なのです。
もっと言うと、運気を上げるということです。
「何だか占いとか風水みたいでアドラー心理学どころか、心理学ですらないように思える」
と思われた方、私は他のブログにも使う言葉によって人生が変わる、ポジティブに考えれば人生が変わるといったおまじないのようなことを心理学的根拠を添えて書いてあります。
今回のこの運気を上げて、運命を変えることについても、同様にアドラー心理学の観点から解説させて頂きます。
私たちの苦しみには必ず原因があります。
その原因を解決すれば、その苦しみからは解放されます。
あなたが今、人生が自分の思い通りにいかず、悩み苦しまれているのであれば、あなたの意思でこれからの人生を選択して、その方向に人生を自分で変えることができます。
世の中の全てのことは、因果関係があります。もちろん、因果とまではいかなくても、相関関係程度であったり、感情の生き物である人間が作り出した虚構であるこの世界は、そうした論理的な考え方が通用しないこともあります。
ただ、一つだけ言えるのは、自分の意思を持って自分の人生を変えるポイントとなるのが、世の中の因果律に着目することです。
自分ではどうにもならない他人事や自然現象に翻弄されるのではなく、自らの意思でこの世界を見つめ直しては原因と結果の因果関係を捉え直しましょう。
「なんで自分は今こうなっているのだろう?」、「自分の望む未来には、どのように考えて行動すればたどり着けるのだろう?」と自分に問いかけて、自分の「今の思い」を変えるのです。
この時に注意が必要なのは、アドラー心理学では自分の見ている世界は主観的なものである為、できるだけ主観を延長して一般的に言う客観的な視点に近い見方ができるように視野を広げてみましょう。
この「今の思い」を前向きな目的に変えることが、因果関係の「因」を変えることにつながります。
自分の運気を上げるなら、まずは原因となる「今の思い」を「今を生きる」ことを推奨するアドラー心理学らしく変えてしまうのです。
こうなれば、原因と結果の法則である因果関係の「因」を変えることで、自分の求めるものに変えることで、「果」というあなたの望む結果を得ることができます。
今のあなたの思いと、望む未来がアンマッチしていると、中々自分の望む未来に向けて運命は切り開かれないものです。
自分の持つ「今の思い」を大切に、あなたが夢見る未来に向けて努力すれば、必ず運命は味方してくれます。
結果がどうなるのかは前述の通り分かりませんが、運気を上げないことには何も始まらないのです。