アドラー心理学サロンです。
やりたいことも無く、夢も希望無い、そんな人生何も楽しくありません。
人生の目標というと、大層ご立派なものがイメージされてしまい、自分には縁遠いものに思えてしまい考えもしない方がほとんどなのでしょう。
また、願望というと何だか嫌らしく聞こえて、願望聞くと持つこと自体が卑しくて、自分から願望を持とうという気にならないという方も少なくは無いでしょう。
ただ、どんなに小さなものでも、「願望」なら皆さんにもあるはずです。
こうした些細で小さなものでも願望を持つことができれば、人生において張り合いが生まれます。
やりたいことも、目標も無いけど、取り敢えず生きていくには働かないといけないし仕方ないよね…なんてダラダラした人生はあなたの本望では無いはずです。
アドラー心理学では、人間は目的に向かって行動をするという目的論の考え方をします。
この「願望」という目的を持たずに生きることは、自分の行動には本来の自分の動機、つまり目的が無いということになり、他人の求めるまま他人の人生を送ることになってしまいます。
自分の願望を、どんなに小さなものでも持てないと、自分の人生を生きて、自分以外の誰にも満たすことのできない自分の気持ちを満たすことができず、欲求不満を抱え込んでしまうことになります。
「今度あのレストランに行ってみたいな」
「海外でバカンスを楽しみたい」
「もう少し広い家に住みたいな」
そんなささやかな願望を持ち、その目的に向かって毎日を送れるようになれれば、何も求めずにダラダラと過ごしていた日常生活から抜け出せます。
今の自分が、日頃「いいなぁ」、「欲しいなぁ」と思うようなことを思い出してみましょう。
それを願望にしてしまえば、自分がイヤイヤ、ダラダラやっていたことに対する取り組み方も、ワクワク感からやりがいを感じるようになれます。
何一つ欲しいもの、やりたいことが無い人間は存在しません。
大抵の場合、そうやって自分にはやりたいことも欲しいものも無いんですという人は、最初から無理だと決め付けてしまっているのです。
やりたいことを、やってみてもいない。
欲しいものを手に入れようとすらしたことが無いのでは、もちろん無理です。
できないのではなく、単にやっていないだけではありませんか?
やってもいなく、継続しないですぐに諦めたりしていては何も自分の求めるものは手に入れることはできません。
重い腰を上げて、取り敢えずやってみれば人間は何でもできるようになれますし、たいていのものは手に入ります。
願望があるのか無いのかで、幸せ度も人生の展開もまるで違うものに変貌します。
根拠なんかなくてもいい、ひたすらに自分の未来の可能性を信じて楽観的になり、自分の小さな願望実現に向けてイキイキとした人生を生きましょう。