アドラー心理学サロン

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【楽しくない!】自分と他人を比べては腹が立つ:メールでのご相談事例

アドラー心理学サロンです。


メールにてご相談頂いた内容を事例として質問と回答のセットでご掲載致します。


今回のお悩みは、他人と自分を比べては自分にも他人にも腹を立ててしまうので、もっと大らかになりたいとのご相談です。


アドラー心理学の観点で、他人と自分を区別して、他人と自分を比較してしまうことに対する対処方法をご提案致しました。


個人情報に関しましては、ぼかしを入れております。


皆様のお悩みの解決の一助となれれば幸いです。


Q1. ご相談

初めまして。Twitterアドラー心理学を学ばせて頂いてます。目からウロコや似たような悩みが上がると参考にさせて頂いてます。

 

今回はどうしたらいいか、わからないことで相談です。ひとを馬鹿にした態度をやめたいのです。

・年齢(年代でも可)

40代半ば

・性別

女性

・職業 マッサージ師

・今後どうありたいのか 

   出来てる・出来てないを自分も他人もジャッジしないで、趣味をもっと楽しみたい

 

・ご相談内容

趣味でアンサンブルをやってるのですが、自分も他の方のも出来た・出来ない、間違ったことが気になって、つい間違えたことを馬鹿にしたような感じで見てしまいます。それがすべて顔と態度に出てしまうのです。自分はと言うとできなかったことを申し訳なく感じてしまい、心から楽しめません。他の方のミスを馬鹿にすることなく、もっとおおらかな気持ちでアンサンブルを楽しみたいです。

 

原因と思われるのは、極度の負けず嫌いな性分と小さい子供の頃から父が母の学のないことを馬鹿にしてたのと、わたしのミスというか、やることなすことのすべてを馬鹿にされてきた、それを家族以外の方にも平気でしていたのを聞いて育ったのもあるのかも知れません。うまくなりたいが強過ぎるのというのもあるかもしれないです。


・問題だと思う点

間違ったことを馬鹿にしたような顔と態度に出てしまう。人も自分も正誤を常にジャッジし続けてること。負けず嫌いが過ぎる。

 

アドラー心理学からの視点を知って少しでも、おおらかに楽しめるようになりたいです。どうぞよろしくお願いします。


A. 回答

アドラー心理学サロンです。


いつもご利用ありがとうございます。


極度の負けず嫌いで、自分にも他人にも厳しく捉えてしまわれるとのことですね。


アドラーは、人は生まれながらに「優越性の追求」という現状よりも良い状態になることを望む性質があるとしています。


一般的に向上心と呼ばれるものですね。

なので、自分や他人のミスを良く思わないことは、決して悪いことではありません。


ただ、自分のも他人のも、ミスに憤りばかり感じていては楽しめませんし、他人に自分がアンサンブルについてどう思うのかはについて介入されていることにもなってしまいます。


アドラーの課題の分離の考え方を応用すれば、他人がアンサンブルをどんな気持ちで、どんな考えでやっているのかはその人の課題なのです。


その人たちとあなたでは、このくらいで良いと思う腕前も、アンサンブルをやっている動機も異なるのです。


こうした他人の課題には介入してはいけません。


例えば、あなたが趣味でマラソンを始めたとして、5km走れれば自分としては上出来!とおもっていたところ、他人がマラソンやるなら10kmは走れないとマラソンとは言えないし、そんな人にはマラソンなんてやらないで欲しいんだよね、なんて思われたらあなたは不快に感じると思います。


アドラーの課題の分離を徹底し、自分と他人の課題をしっかりと分離して他人の課題にも介入せず、自分の課題にも介入させないようにすることは、あなたの生きたい人生を送るのに大切な考え方です。


考え方として、他人と自分を比べて自分がその人よりも上なのか下なのかを考えないようにして、自分は過去よりも成長できているのだろうか?という視点を持てると、勝ち負けを気にして受けるストレスを軽減できるかもしれません。


勝ち負けを気にしては、それによってストレスを強く受けて悩まれてしまう方は劣等感が強いことが多いのです。


劣等感が強いと、他人の動向にばかり目が行ってしまい、自分を高めることに集中できないことが多く、自分のミスも他人のミスも気にしてしまうものなのです。


なので、あなた自身が自分の劣等感を解消することも効果的です。


それには、自分は昨日よりも前進できているのだろうか?という視点で、前回よりも今日は何を得ているのか?、何が上手くなったのか?をひたすらに探しては改善していくことで健全に劣等感を克服する努力をすることができます。