アドラー心理学サロン

アドラー心理学で悩みを解決する糸口を探ります。

信念と執着心は別物

執着心を捨てることで本当の幸せが見えてきます。


皆さんはこれまで生きてきた中で何かに強いこだわりを持ち、「こうでなければならないんだ!」と強く思い込み、損をしてしまったご経験はございませんか? 

 

本記事では、べき論に捕らわれて執着心に支配されてしまった時にどんな考え方をして自分の心を解放し、本来の自分を見つめ直す中について解説させて頂きます。


恋愛は特に強い感情が伴うので、初めての恋人ができた時にはあなたも、「この人がいないと生きていけない!」、「この人と結ばれないと自分は幸せになれない!」などと思っていたりしませんでしたか?


初めてかどうかに限らずですが、その恋人と別れることになった時にはこの世の終わりのような絶望感を味わったことかと思います。


人間は、何かに執着すると広い世界が見えなくなってしまいます。すると、もっと良い相手がいても見えなくなるのです。もちろん浮気や不倫をオススメする訳ではありませんが(笑)


共に幸せなろうと協力し合える信頼関係を築ける潜在的なパートナーはいくらでもいるという意図です。


あなたは努力すれば、ゼロから関係を再構築する手間や時間はかかっても、このパートナーをまた見つけ出して信頼関係を築くことだってできるのです。


つまり、今の恋人を裏切るか裏切らないからの話ではなく、どうにも相手と合わないところがあったり、あなた自身が酷い裏切りをされても、その恋人に執着する必要は無いのです。


どうにも縁が無かった、これ以上この人と信頼関係を保つことはできないと思えるようなことがあるなら、もちろん親しき仲にも礼儀ありですのでしっかりと話し合い、関係を終わらせることもあなたには必要です。


こうした執着心は、恋愛に限らず仕事でもどんなことでも同じことです。憧れの会社に入社できたけど、なんだか会社が合わない…、仕事が思っていたのと大きく違っていてやる気が起きない…それなら、また思い切って転職してしまうのも一つです。


強い信念を持ち、ある願望や目標を全力で達成しようとすることは人生においてとても大切なことであり、必要なことでもあります。


しかし、信念が執着心にすり替わってしまっては無意味です。


信念と執着心はしっかりと区別して、冷静な判断力を維持するようにしておきましょう。


この目的を達成した先に、本来の自分の求めていたものがあるのだろうか?


自分に対してこうして問いかけることは、大局観を持って自分の人生を豊かにしていくのにとても大切なことなのです。

 

なんだか必死に努力しても、思うような結果が出ないな…なんて思った時こそ、本来の自分の目的を見つめ直す良いきっかけです。