ポジティブ心理学サロン(アドラー心理学サロン)

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これを読めば失敗して困難な状況に追い込まれても動じなくなります

あなたはこれまで、何かに挑戦したことが大なり小なりあると思います。その中で、失敗をして心が折れてしまったことはありませんでしたか?


本記事では、下世話な話ではありますが「失敗は成功の素」という言葉の原則的なことを解説させて頂きます。


たった一度の失敗や挫折で「自分には才能が無いなら無理だ…」と諦めてしまう人はとても多くおります。


もちろん、人によって、挑戦する物事によっては早めに見切りをつけて夢の損切りをした方が良い場合も考えられます。


しかし、たった一回の失敗や挫折で、ヤケになっては悲観的になり、努力することをやめてしまうのはあまりにももったいないとも言えます。


あなたがその挑戦をするまでに準備してきたことや、目的の実現の為に努力してきたことがそのヤケになってしまうことによって全て水の泡になってしまうからです。


どんな夢や希望でも、何かを達成するにはそれなりの失敗や挫折を経験しないと一部の天才を除いては叶いません。


世の中の多くの成功者も、スタートはあなたと同じだったのです。大多数は天才でも相当に恵まれていた訳でもなく、自分の身一つで失敗と挫折を通して成長をし、成功をつかみ取っています。


失敗や挫折をしても、そのまま継続して努力できる精神状態を保つことが大切になります。


その為には、失敗や挫折に対する捉え方を変えてしまうことが効果的です。アドラーの観点で言えば、自分の中の意味づけを変えることで、失敗や挫折の捉え方を変えるということです。


例えば、下記のような意味づけはいかがでしょうか?


・失敗や挫折は、より良い手段を探し出すための知識や見解を与えてくれる


・失敗や挫折を通して精神的な鍛錬になり、これまで以上に困難に立ち向かえるようになった


・誰でも通る道であり、どう乗り越えるのかで結果は変わる


こうした捉え方もあれば、そもそも失敗や挫折なんて私は存在しないと考えております。


理由としましては、アドラーは人間はそれぞれの主観というフィルターを通して世界を見ており、客観的な視点自体もその人の主観の範囲でのものでしかないとしています。


「失敗した」とか「挫折した」というのは自分が与えた意味づけでしかないので、他人から見たら必ずしもその通りでは無いからです。


上記のように失敗や挫折の意味づけを変えて、マイナスな影響を自分の心に与えないようにすれば、失敗は挫折は「成功の素」にしかなりえません。